大気中に存在するオゾンを特殊な技術により水中に溶け込ませたオゾン水。その凄さをご存知ですか?
オゾン水の持つ力、その力がどのように働くのか、類似した力を持つモノとどのように違うのか、そしてオゾン水の力を利用した技術等をご紹介いたします。
オゾンは、自然大気中に存在しており、酸素と同素体である無色の気体です。
オゾンは、酸素分子と酸素原子からなり、オゾンによる直接反応と、オゾンの分解よって生じるOHラジカルという非常に反応性に富んだ酸化剤となり、数々の酸化分解作用を引き起こします。
この事により、オゾン水は従来の化学薬品系(塩素系)の殺菌剤の数百倍以上の殺菌力を持ち、脱臭性、漂白力、さらに2次的効果による鮮度保持、農薬分解作用等、様々な有益効果を持っているのです。つまり野菜の洗浄や殺菌など食品の洗浄や殺菌に効果絶大なのです。最近では、オゾン水の殺菌効果を利用した野菜洗浄機も登場しているくらいです。
オゾンを特殊な技術により水中に溶け込ませた水自体に殺菌力のある水を『オゾン水』といいます。
オゾン水の主原料は水と空気から出来ており、何の添加物も使用しておらず、オゾン自体が非常に不安定な物質であるため残留性がない…以上の事から、オゾン水は生物物質を受けやすく、無公害であり、肌に優しく、安全性は非常に高い、殺菌・脱臭・漂白水となるのです。
よって、赤ちゃんからお年寄りまで、殺菌・消毒したい食品からおもちゃ、手洗いにいたるまで。何にでも安心して使用いただける殺菌水です。
オゾン水による殺菌は「溶菌」と呼ばれ、オゾン(O3)自体が分解時に発生する酸素原子(O)の強力な酸化力で細胞の細胞壁を破壊、または分解することで起こります。細胞壁を失った細菌は、細胞内の成分が外に漏れ出る溶菌作用がおき、瞬時に死滅します。このように細胞そのものを確実に破壊してしまうメカニズムですから、問題になっている耐性菌が生まれる心配はありません。カビ菌の殺菌についても同様の作用で大きな効果を発揮します。
臭気は食品が元来が持つ臭い(酵素の自己分解臭)と、食品に付着した微生物が蛋白質を加水分解する過程で生成される腐敗臭物質が主な原因です。オゾンは食品に付着している微生物の殺菌、除菌、そして生成された臭気物質の酸化分解を行うことで強力に脱臭します。まさに野菜洗浄機と組み合わせるのにぴったりです。
オゾンはマイナス(-)の電気を帯びています。また、悪臭と感じられる臭いは概してプラス(+)の電気を帯びています。オゾンはこのようなプラスの相手と結合して(イオン結合)臭いの元をまったく別の物質へと瞬時に変えてしまいます。
オゾンは一定の時間経過で最終的には分解して酸素に戻るため、中和、洗浄、清掃などの後処理の必要がなく、塩素系酸化剤のように残留して二次公害を引き起こす心配もありません。これはあらゆる分子・原子のなかでオゾンだけが持つ性質です。残留塩素の危険性が問題視されている現在では、オゾンは野菜の洗浄や殺菌など食品の洗浄や殺菌。水処理や悪臭処理、殺菌処理など、すでに幅広い分野で応用されています。
| オゾン水 優れた効果を発揮するオゾン。オゾン水による殺菌は作業性、安全性の点でも大きな優位性を持っています。 |
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カット野菜に代表される生食製品は、非加熱処理のため従来は薬剤による処理に頼っていました。オゾン水でのシステムは、薬剤による洗浄工程をそのまま置き換えることで、薬剤に頼らない洗浄システムが構築できます。




昔は「お米は炊いた直後から腐る」といわれており、その原因が炊飯程度の加熱では死なない枯草菌耐性芽胞が原因です。この芽胞を除菌するには、高濃度オゾン水が効果的です。また24時間操業の工場ラインにオゾン水を使用すれば、配管内、機械内部が汚れにくくなり、操業を止めての掃除回数が大幅に減らせます。

















冷凍食品の解凍工程でオゾン水を適用すれば、薬剤洗浄のように何度も水にさらす回数が減らせるため、商品価値の維持、2次汚染の抑制に効果的です。
食品加工工場や厨房での2次汚染源となるのは、主に床からの浮遊菌落下菌が原因です。日常の清掃時にオゾン水を利用すれば、床面での菌繁殖が抑えられ2次汚染防止に効果的です。またオゾン水は同時に脱臭効果もあるため、嫌な臭いも無くなり清潔な職場を維持できます。
南海熔材株式会社では、上記事例のような際に導入されたオゾン水適用食品加工関連機械を取り扱っております。